今日は突然ですが、保護者のみなさんにひとつお願いがあります。
それは
「オンライン英語レッスン中に、お子さんの様子を見ないでほしい」
というお願いです。
実は先日、こんな出来事がありました。
いつも2階でレッスンを受けている生徒さん。
絵を見せて、単語とスペルを答えてもらう場面でのことです。
私が質問すると、その子が一瞬止まりました。
そして…
「あ、下から声が聞こえる!え?…pea?」
私は思わず「え?」となりました。
どうやら下の階で、お母さまがミラーリングしていたようです。
正直、少しびっくりしました。
でも同時に、こうも思いました。
「きっと心配だったんだよね」
「ちゃんとできているか見守りたかったんだよね。」
その気持ち、痛いほどわかります。
実は私自身も、子どもが小さい頃オンラインレッスンを受けていたとき、壁に耳をくっつけて聞こうとしていました(笑)。
親心って、そういうものですよね。
でも、ここからが大事なお話です。
私は今回、お母さまに
「今後は控えていただきたい」
とお伝えしました。
なぜかというと、理由はひとつです。
お子さんが“間違えないように話そう”としてしまうからです。
「ママが聞いている」
「間違えたらどうしよう」
「ちゃんと答えなきゃ」
そう思った瞬間、英語は
“楽しいコミュニケーション”ではなくなってしまいます。
英語は、本来「使うもの」です。
でも、監視されていると感じると
・話したいことより「正しい答え」を優先する
・単語を探すより、ママの反応を探す
・のびのび話すより、間違えないことを選ぶ
こうなってしまう子が本当に多いのです。
想像してみてください。
もし自分が語学レッスンを受けているときに、
自分のママやパパが後ろで聞いていたら…
心から楽しめるでしょうか?
きっと少し緊張してしまいますよね。
語学は「間違えてなんぼ」です。
私はレッスン中、必ず子どもたちにこう伝えています。
「どんどん間違えていいよ」
「間違えたら私が直すから大丈夫」
「間違えないと覚えないよ」
間違いは、失敗ではありません。
間違いは成長の入り口です。
正された瞬間に、脳は一番強く記憶します。
だからこそ私は、レッスン中
・勉強感をなくす
・自由に話せる空気をつくる
・その子らしく話せる時間にする
ことをとても大切にしています。
もちろん、ママやパパが悪いわけではありません。
むしろ、熱心だからこそ起きることです。
でも、伸びる子の共通点はひとつ。
「安心して間違えられる環境があること」
です。
どうしても様子が気になる場合は
・レッスン後に先生に聞く
・お子さんに「今日何話したの?」と聞く
・必要なときだけ先生に頼んで録画を見る
これで十分です。
毎回チェックしなくても、子どもたちはちゃんと伸びています。
レッスン中はどうか
「先生とお子さんだけの楽しい時間」
として見守っていただけたら嬉しいです。
親の愛情は、ちゃんと伝わっています。
でも、子どもが大きく伸びる瞬間は
「見守られている安心感」の中で生まれます。
お子さんの未来のために、
一緒に最高の英語環境を作っていきましょう。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

