おうち英語や早期英語について
賛成・反対、さまざまな意見があります。
その中で、
なぜ私は一貫して「英語は早く始めた方がいい」とお伝えしているのか。
今日は、その理由をお話しさせてください。
私はこれまで10年以上、
たくさんの子どもたちの英語学習を見てきました。
そして同時に、母として自分の子どももおうち英語で育ててきました。
その中で確信していることがあります。
それは、
早期英語の最大のメリットは「早くペラペラに英語を話せるようになる」
ことではないということです。
本当の価値は、
英語に対する抵抗がほとんどない状態を作れること
ここにあります。
赤ちゃんは、生まれたとき
世界中の言語の音を聞き分ける力を持っています。
しかし成長とともに、
耳は次第に
「日本語に必要な音」だけに最適化されていき、
それ以外の音を聞き取らなくなっていきます。
研究でも、
・日本語と外国語の音の聞き分けは【1歳頃】から分かれ始め
・【3〜6歳頃】までに外国語に触れることで
その力を伸ばしやすい
と言われています。
この時期を過ぎると、
英語は
「聞き取りにくい音」
「よくわからない音」
として処理されやすくなります。
私が現場で多く見てきたのは、
・小学生から英語が始まり
・音が聞き取れず
・読めず
・意味もわからず
・「英語ってむずかしい」「英語キライ」
と感じてしまう子どもたちです。
これは、
能力や努力の問題ではありません。
英語の音に慣れる土台がないまま、学習として教科として英語に出会ってしまった
それが大きな原因です。
一方で、幼少期から英語の音に触れてきた子どもたちは、
・英語を「特別なもの」と感じにくい
・音をそのまま受け取れる
・わからなくても拒否しない
この違いが、
小学校・中学校での英語学習に
大きな差となって表れてきます。
だから私は、
「英会話ができるようにするために、まず英会話」
とは考えていません。
英語を話せるようになる前に、
英語を受け取れる耳と心を育てること。
これが、遠回りに見えて
実は一番の近道です。
おうち英語は、
無理に何かを詰め込むことでも、
高額な教材を揃えることでもありません。
英語を
「嫌いになる前に」
「拒否する前に」
自然なものとして出会わせてあげること。
それが、
のちに大きなリターンとなって返ってきます。
これからも私は、英語講師として
英語教室の現場で見てきた事実と経験をもとに、
本当に子どもたちのためになる英語の話を
お伝えしていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


