父の日に思い出した私が英語好きになった原点

昨日は父の日でしたね。
みなさんはどんなふうに過ごされましたか?

我が家では、夫がずっと行きたがっていたレストランへ、

家族4人で出かけました。 息子からは、ひまわりの花のプレゼント。
そして、事前にお願いしていたデザートプレートには「Thanks always DAD」の文字。

ちょっとスペルミスで “always” が “allways” になっていたのですが(笑)、
それも含めて、夫はとても嬉しそうに笑っていました。

お店の方のミスでalways のlが
ちょっと多かったけど気持ちは伝わったはず!!(笑)
家族で一緒に過ごせる時間は貴重です!

家族のために日々がんばってくれているすべてのお父さんたちへ――
心から「ありがとう」と伝えたいですね。

 

その前日は、私の父にもプレゼントを届けに実家へ行きました。

父は91歳。
最近は足腰が弱くなってきたものの、元気でいてくれることが何よりありがたいと感じています。

とにかく優しい父で、子どもの頃から私たち兄姉3人に対して怒ることはほとんどありませんでした。
いつもニコニコしていて、今でもその穏やかさは変わりません。

大好きな父と

そんな父に感謝していることはたくさんありますが、
中でも私の人生を大きく変えた「ある行動」があります。

それは、私が3歳のときに英語教材を用意してくれたことです。

 

今から50年も前のこと。


父は「これからの時代は英語が必要になる」と考え、末っ子の私に英語教材を与えてくれました。

その教材が大好きで、夢中になった私は、自然と英語が好きになっていきました。


英語に夢中になった私は、小学生の頃から洋楽を真似して歌ったり、
NHKの英語講座を見たり、海外ドラマを毎日観たりして、自分なりの学習法を築いていきました。

私の英語との出会いは、まさに「家庭の中のきっかけ」だったのです。

大人になってから思います。


父がくれたあの“種”が、私の人生を英語とともに歩む道へ

と導いてくれたのだと。

 

さらに父は写真と旅が大好きで、母と世界各国を訪れては、
異文化の話や現地での出来事を楽しそうに話してくれました。

だから私にとって「世界」はいつも身近にありました。
アメリカ留学、台湾留学、異文化交流、語学――帰国してからの外資系勤務、英語講師になったこと


すべてが父の「きっかけ作り」によって自然と導かれた道でした。

父が私や孫たちに今でも伝えてくれるメッセージがあります。

「何事も経験。そして、続けることが大事。」

私はこの言葉を、英語学習にも重ねて受け取っています。

 

実際、多くの方が「英語が話せるようになりたい」と願いながらも、
なかなか上達できない理由は、“継続できていない”からではないでしょうか。

やる気はある。でも続かない。
そして途中であきらめてしまう――。

だからこそ必要なのは、
「続けられる仕組み」「サポート」です。

毎日やらなければ…と気負うのではなく、
ハードルを下げて、やることをしぼって、確実に続けられる環境をつくること。

「これだけはやる」と決めて、コツコツ積み重ねていくこと。

 

SNSでは「短期間で英語が話せる!」という情報もたくさん見かけます。
でも、本当の語学力を育てるには、時間と継続が必要なのです。

私たち英語指導者も、いまでも学び続けています。
「講師になったから終わり」ではなく、学びはずっと続くもの。
それが語学の世界です。

 

もし、あなた自身やお子さんが英語学習でいつもつまずいてしまうなら、
一度、独学を手放して、信頼できる英語コーチのサポートを受けてみてください。

学び方を少し変えるだけで、
見える世界がきっと変わります。

そして、「経験」と「継続」の大切さを、
お子さんと一緒に感じていっていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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