シアトル留学時代の夏休み

シアトルから〇〇〇〇までの道のり

私、留学時代にこんなことやってた!というエピソードを思い出したのでブログに書きました。

こんにちは。 夏休み、いかがお過ごしでしょうか?

今日も、ブログを読んで下さりありがとうございます。

英語に親しむことで、子供達の人生を豊かにしたい♪その想いを胸に

英会話講師をしている池田玲子です。

 

夏休み、子供がポケモンの映画をお友達と見たいというので、映画館で待ち合わせ。

子供達が映画を見ている間、お友達のお母様とお茶をしていた時、こう聞かれました。

お母様:「アメリカ留学時代は夏休みってどう過ごしていたんですか?」

と突如聞かれ、25年前の記憶をたどって思い出しました。

夏休みシアトルからアラスカまでの道のり

夏休みは、友達に誘われて面白そう!と思ってシアトルからアラスカに行きました。毎日殆どずっと運転して10日間かかりました。と答えたら、

お母様:「え?今なんて?」とかなりびっくりした面持ち。

私:(笑いながら)えーとですね、シアトルからアラスカまで車で友達4人と行って戻ってきました。 途中、初めての白夜を経験したり、熊の親子に遭遇したり、鮭が川を上っているところも見て、現地の釣りをしている人から、釣った鮭のいくらをどうぞってすすめられました。 私は生ものが苦手でいくらが食べれなかったけれど、友人たちは、お醤油があればもっと美味しいはず!と喜んで食べてました。観光客だと思われたのかも。

携帯やカーナビなんて便利なものはなく・・

お母様:え?シアトルからどんなルートで行ったんですか?

私:確かアンカレッジ経由で周りました。当時は携帯やGoogle Mapやカーナビなんてなかったから、紙の地図をもって、車内でみんなで順番にナビをしてましたよ。よくやりましたよね。

お母様:えー?走行距離凄くないです?

私:凄かったと思います。毎日ご飯食べてるときと夜ホテルで寝ているとき以外は、ずっと誰かが順番で運転してました。運転してない時間の方が短かったかも。

お母様:池田さん、そんなことする人だなんて見えない!

私:今ならしないと思います(笑)あの頃は、若かったし、本当に勢いで気軽に今しかできないだろうし、4人なら大丈夫かな?やってみようかな?ってトライしてしまったんです。

Are you guys crazy?】

当時、私達のこの計画には殆どみんなが呆れ顔で Are you guys crazy?と言ってきました。私のホストシスターも、私の顔をみてあきれながら聞いてきました。私は笑うしかなかったのですが、ホストマザーはすぐに「ダニエル、いい? 玲子たちは島国から来ているのよ。だからこういう冒険は憧れなのよ」と説明してくれました。 英語のクラスの男性の先生も、それはまたクレイジーだな!アラスカの道を走るときは、gas station(ガソリンスタンド)があまりないから、気を付けてね。 とアドバイスも貰いました。

アラスカの道でタイヤがパンク

予想は出来ていたのですが、途中で夜、タイヤがパンク。 ひたすら道しかなく、通りかかる車もほぼない状態で、とても困りました。 スペアタイヤを付ける時、物凄い数の蚊がよってきて、本当に大変でした。 やっと付けたのに、アクシデントでプシューとなり、スペアもない状態。 荒野に車一台でまわりに何もお店もない、助けてくれる人もいない。 AAA(トリプルエーというJAFみたいな機関に電話をしても、遠すぎて助けに行かれないと、断れました。)車内の4人で話し合って、とりあえず、朝になるのを待とうと真っ暗な中、ひたすら夜が明けるのを待っていました。  これから私達どうなるんだろうって恐怖でしかなかったです。

ラッキーだった出来事

数時間経った頃、一台の車が来ました。二人のフランス人男性が乗っていた車に男の子がすかさず、止まって!とジェスチャーをし、事情を話すと、「ガソリンスタンドまで乗せていくからとりあえず、自分たちの車に1人だけ乗って!」と言われ、男の子が乗って行ってくれ、早朝その子がガソリンスタンドの人と戻ってきたのでことなきを得ました。あの時の1台の車がなかったらと思うと本当にぞっとします。

シアトルに戻ってきて

シアトルに戻ってきた時は、みんなで「やったー!」って感じでした。夏休み明け、他のクラスメートにも「無事に戻ってきたかー!!よくやったねー!」と言われ、英語の先生にも「えー?本当にお前たち行ったのか?と笑いながら声をかけて貰いました。よくやるなぁ!」という先生の顔やクラスメートたちの顔が忘れられません。ホストファミリーも、You did it! You made it!と本当に心配していた様子で、無事戻ってきたことを喜んでくれました。

今しかできないことってきっとあるはず。あの時、みんなにクレイジーだ!と言われたけど、確かにやったことはクレイジーだったと思います(笑)でも終わった時は、誰になんて言われても、4人で力を合わせて成し遂げた自分たちをGreat!って思いました!

久しぶりに当時の写真を見たくなりました。きっとどこかにあるはず、大きな鮭をアラスカで持たせてもらった写真や遭遇した熊の写真が実家のどこかに。ちなみに、シアトル⇔アラスカ間の距離は、ざっくり調べたら2,260マイル。マイルをキロに換算するためには、×1.6なので、3,616キロだそうです。よく運転しましたね(^^♪

この夏、みなさんも今しか出来ない貴重な体験や経験をお子さんと一緒に過ごして下さいね。

楽しい夏休みを引き続きお過ごしください♪

 

池田玲子 元大手英会話講師2児の母。日本の大学卒業後、シアトルと台北に留学。

神奈川県相模原市南区相模大野で少人数制の子供向け英会話スクール、グローバルキッズで英会話講師をしています。楽しいレッスンを通して、子供達をサポートしています。

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